KDE コントロールセンター
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KDE コントロールセンター

McBride Michael [FAMILY Given]

改訂 3.00.00 (2002-02-02)

このドキュメントはKDEコントロールセンターを説明します。訳注: このドキュメントの記述内容は、KDE3.0のリリース時の仕様と一致していない点が多々あります。KDE2.2.x以降KDE3.0リリース版までの間に多くの細かな変更が発生していますが、ドキュメンテーションはそれに追い付いていないのです。ただしその変更の多くは体裁に係わる部分なので、お使い頂く上で本書の些細な相違は余り問題ではないと思われます。


第1章 KDE コントロールセンター
KDE コントロールセンター
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第1章 KDE コントロールセンター

KDE コントロールセンターは (以降では、簡単に「コントロールセンター」と呼びます)は、KDEに関する全ての設定を一括して簡単に行えるようにします。

コントロールセンターは複数のモジュールからなっています。各モジュールは個別のアプリケーションですが、コントロールセンターは、それらを分かりやすく便利なように配置しています。

ティップ

各コントロールセンターモジュールは、単独でも実行できます。

詳細はコントロールセンターモジュールを単独で実行するという節を参照して下さい。

コントロールセンターは設定モジュールをいくつかのカテゴリに分類して配置しています。各カテゴリ内で、コントロールセンターはモジュールをリストの形で表示します。このため設定モジュールを見つけやすくなっています。

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第2章 KDE コントロールセンターを使う
KDE コントロールセンターを使う
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第2章 KDE コントロールセンターを使う

次のセクションは、コントロールセンターのそのものの使い方を説明します。個別のモジュールについてはコントロールセンターモジュールを御覧下さい。

KDE コントロールセンターを起動する

KDEコントロールセンターは3つの方法で起動できます:

  1. KDEパネルから、K ボタン->コントロールセンターを選択

  2. キーボードでAlt+F2を押します。

    するとダイアログボックスが開かれますので、そこでkcontrolとタイプし、実行ボタンをクリックします。

  3. コマンドプロンプトからkcontrol &としても起動できます。

これら3つの方法は同じ結果になります。

KDE コントロールセンターのスクリーン
KDE コントロールセンターのスクリーン

KDE コントロールセンターのスクリーン

コントロールセンターを起動すると、ウィンドウが開きます。このウィンドウは3つの機能部分に分かれています。


スクリーンショット

KDE コントロールセンターのスクリーン


一番上にはメニューバーがあります。メニューバーはKDE コントロールセンターの各機能への素早いアクセス方法を提供します。このメニューの詳細についてはKDE コントロールセンターのメニューを御覧下さい。

左側にある列ですが、これは設定するモジュールを選択するためにあります。モジュール間を移動する方法については、モジュール間を移動するの節をお読み下さい。

メインパネルはシステムの情報を表示しています。

この例では、KDE 2.99 を実行していて、KDE コントロールセンターを起動したユーザはadridg、コンピュータ名はaramis。システムは、Pentium上のFreeBSD, バージョン 4.4-RELEASEです。(訳注:この文は図と一致していないことがしばしばあります。現在の原文の方も図と一致していないと思います。当然この訳文も図と一致する保証はありません、が、まぁ気にしないで下さい)



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KDE コントロールセンターのメニュー
KDE コントロールセンターのメニュー

KDE コントロールセンターのメニュー

次のセクションでは、各メニュー項目の機能を簡単に説明します。

ファイル メニュー

ファイル メニューには1つしか項目がありません。

ファイル->終了 (Ctrl+Q)

コントロールセンターを閉じます。

表示 メニュー

これらのオプションは、モジュール選択領域がどのように見え、どのように動くかを決めるものです。

表示->モード

ツリー表示とアイコン表示、いずれの方法でモジュールを表示するかを決定します。

ツリー表示では、モジュールは各サブメニューに段付けされたリストとして表示されます。

アイコン表示では、1つのカテゴリ(のアイコン)をクリックすると、カテゴリのアイコンは消え、代わりに選択されたカテゴリのモジュールのリストが表示されます。上へ移動ボタンでカテゴリに戻ります。

表示->アイコンサイズ

このオプションを使って、モジュールアイコンについて、, , のいずれかのサイズを選択します。

注意

このメニュー項目はアイコン表示の際のアイコンのサイズをコントロールするものです。ツリー表示を選択していると、アイコン表示でどのようなアイコンサイズが選択されていようともアイコンが使用されます。

モジュール メニュー

このメニューはコントロールセンター内の任意のモジュールに直接移動するショートカットです。

ヘルプ メニュー

ヘルプ->this application ハンドブック (F1)

KDE のヘルプシステムを起動して this application のヘルプページ (このドキュメント) を開きます。

ヘルプ->これは何? (Shift+F1)

これを選択するとマウスカーソルの形が矢印とクエスチョンマークに変わります。その状態で this application のユーザインターフェースの要素をクリックすると、それぞれの機能を説明するヘルプウィンドウが表示されます (その要素にヘルプがある場合のみ)。

ヘルプ->バグを報告...

バグレポート用のダイアログを開きます。これを使ってプログラムの不具合を報告したり、要望を送ったりすることができます。

ヘルプ->this application について

プログラムのバージョンと作者を表示します。

ヘルプ->KDE について

KDE のバージョンと基本的な情報を表示します。



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KDE コントロールセンターを終了する
KDE コントロールセンターを終了する

KDE コントロールセンターを終了する

コントロールセンターを終るには3つの方法があります:

  • メニューからファイル->終了を選択します。

  • キーボードからCtrl+Qとタイプします。

  • コントロールセンターのフレーム上の閉じるボタンをクリックします。



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コントロールセンターモジュールを単独で実行する
コントロールセンターモジュールを単独で実行する

コントロールセンターモジュールを単独で実行する

KDE コントロールセンターを実行せずに、個別のモジュールを単体で実行できます。KDE パネルからK ボタン->設定を選択して下さい。そのサブメニューから実行するモジュールを選択できます。



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第3章 KControl のモジュール
KControl のモジュール
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第3章 KControl のモジュール

できるだけ簡単にするために、KControlは類似の設定項目をグループの分類しています。各グループは、モジュールと呼ばれます。左側のウィンドウでモジュールの名前をクリックすると、右側にそのモジュールの設定項目が表示されます。

各モジュールは以下のようなボタンを持っています:

ヘルプ

このボタンは現在のモジュールのヘルプを表示します。このボタンで左側のウィンドウに短い要約のヘルプ情報を表示します。そのウィンドウの下端にあるリンクをクリックして、より詳細なヘルプを参照できます。

標準設定

このボタンは、現在のモジュールの設定値を全て標準の値(デフォルト値)に戻します。設定された値を保存するにははいをクリックして下さい。(訳注:KDE3.0rc3からKControl内では「はい」ボタンは表示されなくなりました。KControl内では適用ボタンを使って下さい。なお単体で実行する場合にははいをクリックすれば設定値を保存してモジュールが終了します)

適用

このボタンをクリックするとKDEの設定の変更を保存します。何か設定値を変更した後、適用ボタンをクリックすると、その変更が(KDEに)反映されます。

リセット

このボタンはモジュールを「リセット」します。ただしリセットすることの効果はモジュールに依存します。

注意

他のモジュールに移動する前に、適用ボタンを使って設定の変更を保存しなければなりません。

設定を保存しないでモジュールを切替えようとすると、変更を保存するか廃棄するかを尋ねられます。

モジュール間の移動

これはKDE baseパッケージで提供されている標準の設定モジュールのリストです(カテゴリで分類されいます)。追加のソフトウェアをインストールしていると、ここにあるもの以外にも設定モジュールがあるでしょう。

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第4章 ラップトップモジュールについて
ラップトップモジュールについて
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第4章 ラップトップモジュールについて

ラップトップモジュールを使用するには、APM パッケージがインストールされているカーネルを使用している必要があります。そうするために有益な情報は、 http://www.cs.utexas.edu/users/kharker/linux-laptop/apm.html及び http://metalab.unc.edu/LDP/HOWTO/mini/Battery-Powered.htmlにあるバッテリ管理Linux mini-HOWTOを参照して下さい。

サスペンド 及び スタンバイメニューコマンドが機能するようにするには、Linux® apmdパッケージ(バージョン 2.4 以上)をインストールする必要があります。なおこれをroot以外のアカウントで使用するには、apm コマンドを「set uid root」として設定しなければなりません。

そうするには、rootとしてログインし、次のように入力します:

%chown root 
/usr/bin/apm;chmod +s 
/usr/bin/apm

警告

こうすることにより、あなたのシステムの全てのユーザがサスペンドまたはスタンバイ状態への変更ができるようになります。 - あなただけしかユーザが居ないマシンであればこれは問題ではないでしょう。

rootアクセスを持つプログラムは全て、潜在的にセキュリティ上の問題となり得ます。何かのプログラムにroot許可を設定しようとする前に、慎重にセキュリティの問題を検討して下さい。

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第5章 クレジット及びライセンス
クレジット及びライセンス
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第5章 クレジット及びライセンス

KControl

著作権 1997-2001 KDEコントロールセンター 開発チーム

協力者:

  • Matthias Hoelzer-Kluepfel

  • Matthias Elter

ドキュメンテーション copyright 2000 Michael McBride©

協力者:

  • Paul Campbell

  • Helge Deller

  • Mark Donohoe

  • Pat Dowler

  • Duncan Haldane

  • Steffen Hansen .

  • Matthias Hoelzer-Kluepfel

  • Martin Jones

  • Jost Schenck

  • Jonathan Singer

  • Thomas Tanghus

  • Krishna Tateneni

  • Ellis Whitehead

日本語翻訳:しのぱ

このドキュメンテーションのライセンスは GNU Free Documentation License です。

このプログラムのライセンスは GNU General Public License です。

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