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Sambaステータス情報 AlexanderNeundorf 日本語訳:Sinopa
sinohara@kde.gr.jp
2002-02-12 3.00.00 KDE KControl Samba システム情報
Sambaステータス情報 Samba及びNFSの状態 モニターはsmbstatusプログラム 及びshowmountプログラムのフロントエンドです。smbstatusは現在のSamba接続を報告します。これは Sambaの一部です。SambaはSMB (Session Message Block) プロトコル (NetBIOS、LanManagerプロトコルなどと呼ばれることもあります) を実装したものです。 このプロトコルは、&Microsoft; &Windows;系マシンからなるネットワークで、プリンタの共有やドライブの共有を行うのに使用できます。 showmountNFS パッケージの一部です。NFS はNetwork File Systemの略で、&UNIX;におけるネットワーク経由でディレクトリを共有する伝統的な方法です。ここでは、 showmount の出力結果が解析されます。幾つかのシステムでは、showmountは/usr/sbinにあります。showmountが PATHの通った場所にあるかを確認して下さい。 エクスポート このページには、現在のアクティブなSamba共有への接続と、あなたのマシーンからのNFSエクスポートを一覧した大きなリストがあります。最初の列は、そのリソースはSamba(SMB)共有か、NFSエクスポートかを示しています。2番目の列は共有名、3番目はその共有にアクセスしているリモートのホスト名です。残りの列は、Samba共有の場合のみ意味があります。 4番目の列はその共有にアクセスしているユーザのユーザIDを示します。このユーザIDは&UNIX;のユーザIDとは一致しないこともあることに注意して下さい。このことは次の列でも同様で、そのユーザのグループIDが示されます。 あなたの(マシン上の)共有への各接続は、各々一つのプロセス(smbd)で処理されています。次の列は、このsmbdのプロセスID(pid)を表示しています。このプロセスをkillすると、そのユーザの接続は切断されてしまいます。もしリモートのユーザがWindowsからアクセスしているのなら、そのプロセスがkillされるやいなや、すぐに新しいプロセスが生成されますので、ユーザは(切断されたことに)気が付かないでしょう。 最後の列は、そのユーザが現在開いているファイルの数を示しています。これは現在開いているファイルの数であって、コピーした件数やこれまでにオープンした件数ではありません。 インポート ここでは、あなたのローカルシステムにマウントされている、他のマシンからのSambaまたはNFS共有を見ることができます。最初の列は、Samba(SMB)共有か、NFS共有かを示しています。2番目の列は共有名、3番目はそれがマウントされている場所を示します。 マウントされたNFS共有は&Linux;上で見ることができます(これはテスト済みです)、これは&Solaris;でも同様の筈です(が、まだテストされていません)。 ログ このページはあなたのローカルなsambaログファイルの内容を整形して表示します。このページを開けると、リストは空かもしれません。更新ボタンをクリックして下さい。sambaログファイルが読み込まれて結果が表示されるでしょう。あなたのシステムのsambaログファイルは、入力行に指定された場所にあるか確認して下さい。もし違う場所にあったり名前が違うなどした場合には、修正して下さい。その後更新ボタンを押して下さい。 Sambaは指定されているログレベル(smb.conf参照)にしたがって、ログを記録します。ログレベル=1のとき、sambaは誰かがあなたのマシンに接続するか、あるいは接続が切れる時だけログを記録します。ログレベル=2のとき、更に誰かがファイルをオープンしたりクローズした時ログを記録します。ログレベルが2より大きいとき、もっと多くの情報がログに記録されます。 もし誰があなたのマシンにアクセスしているかに関心があるなら、そしてどのファイルがアクセスされたかにも関心があるのなら、ログレベルは2に設定し、定期的にsambaログファイルを生成するようにして下さい(例えば、cronのタスクで、週一回現在のsambaログファイルを他のディレクトリに移動しさせる等)。さもなければ、ログファイルはすぐに巨大なものになってしまいます。 大きなリストの下にある4つのチェックボックスは、どのイベントがリストに表示されるかを決定します。更新ボタンをクリックして設定の結果を見て下さい。ログレベルが低過ぎると、全部の結果を見ることはできません。 各列の見出しをクリックすると、リストをその列の順でソートすることができます。 統計 このページでは3ページ目の内容を特定の条件でフィルターをかけます。 先ず、イベントフィールド(これ以外の項目もリストにあります)を接続にセットし、サービス/ファイル*を、ホスト/ユーザにも *拡張サービス情報を表示拡張ホスト情報を表示を共に無効にしましょう。 そして更新ボタンを押すと、共有*(すなわち、任意の共有)へホスト * (すなわち、任意のホスト)から何回アクセスがあったかを見ることが出来ます。次に、拡張ホスト情報を表示を有効ににし、再度更新ボタンを押すと、ワイルドカード * にマッチする全てのホストについて接続回数が表示されます。 結果をクリアボタンを押して下さい。 イベントフィールドを今度は、ファイルアクセスにセットし、拡張サービス情報を表示を有効にして、再度更新ボタンを押します。 すると、個々のファイルが何度アクセスされたのかが表示されます。もし拡張ホスト情報を表示を有効にしていると、各ファイルにつきどのユーザが何回アクセスしたかが表示されるでしょう。 サービス/ファイル入力行とホスト/ユーザ入力行にはワイルドカード *をコマンドラインと同様に使用することができます。ただし正規表現は使えません。 各列の見出しをクリックすると、その列でリストをソートすることができます。これにより、最も多く開かれたファイルや、最も多くファイルを開いたユーザなどを知ることができます。 このセクションの作者 Module copyright 2000: Michael Glauche and A. Neundorf alexander.neundorf@rz.tu-ilmenau.de オリジナルの文書はMichael Glaucheが書いたものです。 A. Neundorf alexander.neundorf@rz.tu-ilmenau.deが現在の保守を担当しています。 協力者 &kcontrol;アプレットへの移植: Matthias Hoelzer hoelzer@physik.uni-wurzburg.de popenの代わりにKProcessを使用し、エラーチェックを強化: David Faure David.Faure@insa-lyon.fr kcmoduleへの変換、タブページ2,3,4タブの追加、バグ修正: Alexander Neundorf alexander.neundorf@rz.tu-ilmenau.de ドキュメンテーションの版権はAlexander Neundorf alexander.neundorf@rz.tu-ilmenau.deが保有します。 docbookへの変換は、Mike McBride mpmcbride7@yahoo.comが行いました。 日本語翻訳:しのぱ